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読書と鑑賞の記録

祝!ルナベルULDに後発品

 月経困難症治療薬・ルナベルULDの後発品(ジェネリック医薬品)が昨年12月から販売されている。今日薬局で処方されて知った。

 私は4年ほど前からルナベルULDを使用している。私の場合、今までは3割負担でも1シート(1周期・21日分)あたり2,000円以上かかっていたのだが、後発品では約半分の負担で済むようになった。

【参考】
【厚労省】後発品246品目を薬価収載‐トラムセットに23社が参入 : 薬事日報ウェブサイト
女性ホルモン配合剤(NET, EE):ルナベル 該当成分の製品(後発品)&薬価:おくすり110番

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 写真は、上がこれまで私が使用してきた日本新薬の先発品、下が今回処方された沢井製薬の後発品。後発品にはメーカーが複数あり、パッケージはメーカーによって異なると思われる。ちなみに先発品のメーカーはノーベルファーマだが、販売元は複数あり、販売元によってパッケージが異なる。私は日本新薬を使う前は、富士製薬を使っていた。パッケージが違うだけで同じ薬なのだが。たまたま薬局によって仕入れているものが違っただけである。

 私はルナベルULDを使用する前までは、下腹部の激しい痛みと大量出血に毎月悶絶していた。イブやロキソニンなどの内服薬を1日3回使用するだけでは痛みが抑えられず、坐薬を併用していた。PMS月経前症候群)、腰痛、便秘、口内炎などの症状にも苦しんだ。月経とその前後を合わせて、1カ月の3分の1程度は体が思うように動かない状態だった。ルナベルULDを服用してからは非常に楽になり、欠かすことのできない薬になった。それだけに薬の価格の高さは悩ましかった。

 ルナベルにはLDとULDがあり、ULDのほうはエチニルエストラジオールという成分の含有量をLDよりも少なくしたものである。私は少しだけ安価なLDを試してみた時期もあったが、体に合わなかったため、結局ULDを使い続けることになった。今回後発品が出て、負担がずいぶん軽くなったことはとてもうれしい。